北海道の冬を一言で表すと「寒い」です。そんな北海道ですが、冬ならではの楽しいイベントが数多くあります。
冬の北海道旅行で観光というと、雪景色をみることに限られてしまいそうですが、一歩踏み込んで、体験型の観光にチャレンジしてみると、北海道の気候風土を感じたり、雪の中の暮らしぶりを体験できたりなど、より深く北海道を楽しむことができます。
今回は、そんな北海道の、多くの冬のイベントの中から、これは絶対に楽しそう!と思った、スリリングなイベントを紹介します!間近で見て、私も参加してみたーい!と思いましたよ。
シバレルラリー2023 北海道でモータースポーツを初体験!!
単なる観光や道の駅のスタンプラリーなど、オーソドックスな観光を卒業したら、こんなアドベンチャーラリーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?その名は「シバレルラリー2023」です!!
シバレルラリーとは?どんなラリー?
シバレルラリー2023は、冬の北海道を車で駆け巡ることが目的のアドベンチャーラリーです。スピードを競ったり、車の性能によって優劣のつくものではないので、モータースポーツ初心者にも楽しく参加できるラリーになっています。
行程に宿泊が含まれるので、その日の目的地では、ベッドで眠ってゆっくりと疲れをいやすことができ、また美味しい北海道の料理に舌鼓を打つこともできます。
では、さっそく紹介していきます。公式サイトからですが、「新しい」!とあります。本当に新しい楽しみ方だと太鼓判を押せます。
北海道・冬・新しいアドベンチャーツーリズム
Shibareru Adventure Rallyは、ラリーという形態の長所を活かした新しいツーリズムです。参加者のみなさんは、ラリー形式のナビゲーションを活用して目的地を目指します。レースではなく、スピードを競う要素はありません。冬の北海道の美しさ、自動車を駆る喜び、ルートブックを使ったラリーのナビゲーションの醍醐味、そして力を合わせて困難を乗り切る体験を堪能してください。友人、家族、新しい仲間とともに、4日間の冒険にチャレンジしてください。
SybarrelRally2023(シバレルラリー2023)、「シバレル」というのは北海道の方言で、「冷え込んでいる」という意味があります。
※個人差や土地差があると思いますが、私が住むところでは、を例にすると、氷点下10℃だったら、間違いなく使います。「めっちゃしばれるね」とか。しかし、気温がプラスのとき、+1℃以上のときは、絶対に使わないです。
使い方は至ってシンプルで、朝、近所の人とすれ違う時、「今日はしばれてますね」とか、夕方や夜、家族に「明日、しばれるってさ」という感じです・・・。余談が長くなってすみません。そんな由来が名前の「シバレルラリー」、まさしく冬の北海道ならではのラリーであることを象徴していると思います。
さて、今、私たちはとあるチェックポイントの傍らにいます。来る車、来る車、ラリー仕様の車ばかりで、雪まみれになっている車もありましたが、みなさん笑顔で楽しそうに通過していっています。ドリフトしながらチェックポイントに入ってくる方もいました。やんちゃなドライバーですね~。
とあるチェックポイントにて
シバレルラリー2032 公式サイト
シバレルラリー2023は、第3回大会です。主催は、「RALLYBIGTANK.ORG」さんで、夏も冬も、2輪、4輪の楽しいイベントを企画しています。公式サイトは以下のとおりです。
第3回 Shibareru Adventure Rally 2023
シバレルラリーに参加するには?資格が必要?参加条件、締め切りは??
シバレルラリーに参加するには、どうしたらよいの?と疑問に思う方もいると思うので、調べてみました。
さっそく参加方法を説明していきますね。
概要
参加者が自ら自動車を運転し、北海道を走るラリー形式のツーリング。主
催者より提供される地図(A5 サイズ幅の、ロードブックまたはコマ図と
呼ばれる)を参照して行動。毎日、出発地点、通過地点(チェックポイント)、
最終目的地が定められるが、これらは通過が強制されるものではなく、旅
行を楽しむための提案として示される。スピードを競う要素は設けられず、
全行程を通じて法令の遵守と安全運転を最優先して行動することを主旨
とする。
とあります。(開催要項より引用)
正式な大会名は「第 3 回 シバレル・アドベンチャーラリー」
2023年2月23日~26日の4日間、北の大地、北海道で開催されます。
2023年の締め切り日は1月16日だったようです。
主催は「 RALLYBIGTANK.ORG」さん、運営組織は「BIGTANK」さんです。
ロードブックの見本はコレ、チェックポイントを発見するには
配布されるロードブックはこのような形のようです。なんだか宝島の地図のようで、ワクワクしてきますね!!
ロードブックはコマ図とも呼ばれているそうです。独自の地図記号があるんですね~。
ナビゲーターはこのロードブックを解読しながら、進行をナビゲーションしていくことになります。
必要な持ち物の中に「ヘッドランプ」がありました。なぜ?と一瞬思いましたが説明を見て納得しました。夜道をナビゲーションするために必要とのこと、なるほど!ですね。
参加資格は、運転免許を持っていること、大会開催要項を遵守することを誓約した人とあります。
チーム構成、人数は?
チームの構成員は、1名から最大5名までと書かれていました。
1.チームは、ドライバーとナビゲーターからなる 2 名を基本
2.相応のナビゲーション技術を有するドライバー1 名でも参加可能
3.最大 5 名まで(乗車定員内で全席にシートベルトが装備されていること)
シバレルラリー2023のスケジュールは、次のとおりです。
初日集合場所 新千歳モーターランド
2/23(木・祝) 出発地:新千歳~目的地:旭川
2/24(金) 出発地:旭川~目的地:稚内
2/25(土) 出発地:稚内~目的地:オホーツク
2/26(日) 出発地:オホーツク~最終目的地:大雪山
※最終日 1900~2100 フェアウェルパーティ(宿泊されるチーム対象)
毎日、チェックポイントを通過しながら、その日の目的地点まで、北海道の冬道を走り倒すという、本当にスリル満点(*’▽’)!!この冒険、考えただけでワクワクしてきます。
参加するには、以下のアプリが必要になるそうですよ。地図もアプリも使いこなせないとならないんですね!
「ナビゲーションとナビゲーション機器」
A5 サイズ幅(左右 148mm)の一般的なコマ図(ロードブック)を使用したナビゲーションに
よって走行する。併せて1日数ヶ所、GPS ポイントを配置してナビゲーションの補助とす
る。「ナビゲーション機器・装備」
トリップメーター スマホのアプリでも可
GPS カーナビやスマホのアプリでも可
コンパス スマホのアプリでも可
ヘッドランプ 夜間走行時にナビゲーターが使用付記 : トリップメーター、GPS、コンパスは、スマホのアプリでも OK です。
今日のチェックポイントはどことどこだったのかが気になり、検索してみましたが、それらしい結果は出てきませんでした。過去のものはでてきますが、現在のものは、やはり秘密のミッションなんですね☆彡
シバレルラリーの詳細は公式サイトに開催要項がありましたので、料金等、そちらで確認してください。知る人ぞ知る!北海道の冬のアドベンチャーイベント、ぜひチェックしてみてください!!
シバレルラリー 楽しさMAX、参加者の声 2023
アンバサダーの青木選手が、今回の様子をYoutubeで紹介されています!
youtubeアップロードしました📹
ガンダムジムニー 合法改造計画 ヤフオクで落札!?某有名サブコン大丈夫??シバレルラリーへの道その5https://t.co/p7zMWVB7yH pic.twitter.com/5357JD7hUf— Takuma AOKI (@takuma_aoki) February 24, 2023
2023年、参加者のブログがありましたので、紹介したいと思います。生の声が聞けるのは本当に貴重です!パールワルスキーさん、ありがとうございます!!
シバレルラリーというツーリングイベントです😊 https://t.co/eVvI9NDRJU
— Jun MITSUHASHI(三橋淳) (@jun38c) February 24, 2023
シバレルラリーday1優勝した#シバレルラリー2023#shibarerurally2023 #鮮家光嘉 pic.twitter.com/3BT0fqwxn1
— 楽@2/23~26Shibareru Rally #11 (@satomiraku) February 23, 2023
ガンダムジムニー合法改造計画 荷物満載でもへっちゃら超絶カッコいいキャリア装着 シバレルラリーへの道その4 https://t.co/ioWcmvoFwJ @YouTubeより
— こうてい (@freedomkoutei) February 23, 2023
北海道を舞台にした冬のアドベンチャー 強者の動画2022
では次に、昨年、実際に参加された方のYoutubeを紹介したいと思います。
こちらは、ハイエースで参加された方です!
こちらは、ハイラックスで参加された方、ロードブックやチェックポイントの様子がわかります。
こちらは、ランドローバーで参加された方で、1200キロを走破されました。
2023の今回は4日間ですが、昨年は3日間だったようです。
2022年、青木選手もアンバサダーとして参加されました。
今回、明日から始まるシバレルラリーにランドローバーディフェンダー110で参加します!
タイヤはもちろん横浜ゴム ジオランダーI/T-Sです。北海道の大自然を千歳から十勝〜弟子屈〜知床〜十勝と抜けていくラリーとなっています。
twitter や後日YouTubeでも上げていきたいと思います♪ pic.twitter.com/ypRrTVESlv
— Takuma AOKI (@takuma_aoki) February 18, 2022
本日は「シバレルラリー2023」の
初日のSS区間として
雨竜ウィンターサーキットを
ご利用頂いています!本州から参戦の方も多く、
シバレル北海道での雪上走行❄皆さん楽しそうです😆 pic.twitter.com/ryo49Rm4SU
— 雨竜・サーキット (@uryukart) February 23, 2023
北海道を舞台にした 今年の夏のアドベンチャーツーリズムもある!!
2023年、夏のアドベンチャーツーリズムが開催されます。7月と8月の2回です。
2023年夏のお知らせ – NIRと北海道3デイズ
第3回 ラリーレイド北海道3デイズ
日程 : 2023年7月15~17日 3デイズ
概要 : スペシャルステージを含む2輪ラリー競技
基点・終点 : 調整中(小樽港・苫小牧港・新千歳空港から2時間半圏内)
プレエントリー : 3月27日開始
定員 : 60名第6回ノースアイランドラリー2023
日程 : 2023年8月10~13日 4デイズ
概要 : ツーリングラリー。2輪、4輪が対象。
基点・終点 : 調整中(小樽港・苫小牧港・新千歳空港から2時間半圏内)
プレエントリー : 4月3日開始
定員 : 調整中
申し込み開始が、3月と4月になっています。早めの日程調整で、ぜひぜひご参加を!!
ノースアイランドラリー2023の日程を発表いたします。北海道が最も美しく輝く季節を愛車とともに駆け抜ける。普通のツーリングでは味わうことができない冒険の旅。ライダーが求めてやまない自由を謳歌するために、このラリーは準備されます。今までチャンスを逃してきた方も、今度こそ、参加してください。
まとめ
シバレルラリー2023について、調べたことを紹介しました。シバレル本格的なナビゲーションラリーであること、スピードを競う競技ではないので、「モータースポーツは初めて」という人でも挑戦しやすいラリーであること、スピードやクルマの性能を気にすることなく、スリルを味わうことができるのだ!ということがわかりました。
また、モータースポーツという観点からは、ナビゲーターとドライバーのコース追従能力が大切になることや、ナビゲーションの基本というものがあること、がわかりました。
ぜひみなさんも、「シバレルラリー」で、忘れられない北海道の冬の思い出を作ってください。
※引用は、WebサイトRALLY BIGTANK.orgさんより引用させていただきました。
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